おまたの時間

日常に少しのユーモアと変態さを

小さい頃の素敵な勘違い。

僕も去年の12月、誕生日を迎え21歳になったわけですが、成人を迎えてからもう1年が経ったのかと感慨深い思いでいっぱいです。

まあ心の方は置いておいて、少しずつ僕らも大人になっているのかなあと、少し寂しくもあります。笑

今日みなさんにお話したいのは、僕が子供の頃に思っていたあるあるとでも言うのでしょうか、こんなこと考えてたな、みたいなことです。笑

早速なんですけど、みなさん子供の頃、お母さんはお母さんとして、お父さんはお父さんとして、おじいちゃん、おばあちゃん、周りの大人すらも、それとして生まれてきたんだと思ったことはないですか?

子供→大人→老人(超ざっくり)みたいな概念がないから、人間成長しないで、お母さんはずっとお母さんだったんだなと子供ながらにひどい妄想を僕はしていました。

だから、当然時間は進まないと思っていました。そう、「クレヨンしんちゃん」や「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」などと同様に何年経とうがあの世界とおんなじなんだなと思っていたわけです。笑

今思えばそれはとても幸せなことだったかもしれません。だって時間は進んでないと思えるほど、時間を忘れて夢中に遊んでいたと言うことだから。

だけど現実は残酷〜。時間は止まりませんし、むしろ進み方は年を重ねるにつれ加速度的に早く感じます。

そしてこの素敵な勘違いは中学生くらいに悟るようになりました。

お母さんも、お父さんも、友達も、みんな赤ん坊から始まるんだってことに。笑
そしてみんな平等に1つ、また1つと歳を重ねることに。

気付いた時は大発見だ!!と思ったのですが、すぐに恥ずかしくなりました。笑

でもね、このチンケな発見は人との付き合い方にすごくいい影響があったんですよ。

歳が2だろうが14だろうが39だろうが78だろうが、みんな元々何もできない赤ん坊だったって考えたら、僕の目の前で説教垂れてる口うるさいおじさんにも優しくできるなって思うんですよね。

とんでもなく優秀な人だったり、めちゃくちゃ運動できるやつだったり、そんな人たちに嫉妬し出したらきりがないくらい何にもない僕ですが、こうやって考えれば、大抵のことはポジティブに納得できるし、むしろ自分にもできるんじゃないかって前向きに思えるようになりました。

だからなんだって話なんですが、こんな風に小さい頃信じてやまなかった自分だけの「ルール」って今思い返すと、すごい興味深くて大小なりとも面白い発見ができることに気づきました。

みなさんにも子供の頃思っていたこの世の真理みたいなものが必ずあったと思います。もし、「こんなことあった」って方がいらっしゃいましたら、コメントにいただけるとありがたいです。

それにしても、おじいちゃんはおじいちゃんとして生まれてくるってすげー発想だな…恐ろしくカオスだ。